くるまです

Hitton&147 Cafe BBS でお知らせしていた 147用iPod 接続キットを自分で装着してみましたので以下にレポートします。

**お断り**
本稿は誠意をもって記述しましたが内容の真贋には一切責任を持ちません。
同様の作業をする際は自己責任で実施してください。

質問にはBBS上で出来る範囲でお答えしますが取扱業者に問い合わせた方が正確で速いかもしれません。
製品の仕様変更、ヴァージョンアップにより記述が結果として間違いとなる可能性があります。
純正CDチャンジャーは使えなくなります。


ice>Link plus をσ(^o^;) 147GTA '02 に装着

ice>Link plusはハンガリーのDENSION社より発売されているiPod(第三、四世代)、iPod mini を有線でカーステレオに接続するシステムです。機種や設定により電源ON/OFF同期、充電、リモート操作、リモート表示(日本語非対応)などが可能になります。同じ代理店より発売されているProClipマウント併用により、147での確実簡単な取り付けが可能になるようです。すでに多くのエンドユーザーがネット上に自経例を紹介していますが、ここでは147(GTA)に特化して記述します。


手順
#1用意するもの
Apple iPod (今回は第四世代) を用意
iPod のファームウエアは最新のものであること(σ(^o^;) Ver. 1.2 です)
楽天通販より ice>Link Plus と ProClipマウント(147左ハンドル用) を購入


プラスドライバー
ホームセンターで入手可能な安手(数百円)のキリ
カッター

#2前処置
147のバッテリーははずしませんでした。はずすす場合は安全確実ですがのちに暗証番号入力が必要になります。
トランクルームのCDチェンジャーは動かなくなりますのでマガジンを取り出しておきます。
付属の説明書は文字が小さく説明不十分ですのでHPで得られる情報もハードコピーしておきます。


#3ヘッド取り外し
純正オーディオヘッド (ブラウプンクト社)1つ下のDINに入っている小物入れ/ドリンクホルダーを手で引き出し、ハズします。

インダッシュの小物入れやホルダーが飛び出た状態でパネルの裏側に指を入れて左右に振りながら慎重に取り出します。パネル外側の溝をこじってもまず傷をつけるだけでとりはずせないでしょう。

****専用工具もなく、小物入れ/ドリンクホルダーがはずせない場合は DIYをあっさりあきらめましょう****

小物入れ・ドリンクホルダー除去で純正オーディオヘッドの下面が露出しますのでここから手をいれてオーディオヘッド裏面に至り、やはり左右にふりつつ取り出します。特殊工具で取り外すやり方↓もありますが、147では小物入れ・ドリンクホルダーがはずせれば不要でしょう。
http://www.hnac.to/archives/8/000671.html

#4ハーネス装着


ice>Link についているコネクター(青、トランクルームのCDチェンジャーから来ている)と同じ色のコネクターをすげ替えます。青、緑、黄のコネクターが一塊となって装着されていますので別々にははずれません。一塊となったコネクタ群をハーネスになるべくストレスを与えないように慎重にハズします。察するにプロは専用工具をつかうかもです。

  #間違ったコネクターを選んでしまうことはまずないでしょう。

ice>Link 自体は小さいのでオーディオヘッドの裏に十分格納できます。iPod に繋がるハーネスの取り出し方をどうするか迷いますがice>Link のケーブルが傷むのを覚悟で小物入れとコンソールの隙間から出しています。何も加工はしていません。

自信があればここでハーネスとice>Link 本体を接続しヘッド、小物入れ・ドリンクホルダーを元に戻します。自信がなければバラック状態で動作確認、後述のコンフィグレーションファイルインストールを実施し、片づけは後回しにします。

#5ProClip の取付け

ProClipマウント(ベース取付済)を中央吹き出し口とオーディオヘッド上端の間に噛み込ませます。なるべく中央よりにつけるとワイパー・マルチファンクション操作レバーに干渉しません。

**注意**
ice>Link と ProClipマウント は別会社で作られておりねじ穴は両者で一致しません。そこで ProClipマウント は装着前に iPod アクティブクレードル(以下クレードル)の「ベース:お椀状の台座」を現物合わせで穴を開け、先にネジ止めしておきます。最初から空いている穴を使う場合も小さすぎるのでキリで広げておきます。Proclipマウントはプラスチック製なのでキリで自分の好きなように穴を開けられ失敗しても修正が効きます。現物合わせで穴をあけ、盛り上がったバリをカッターで取り除きます。加工はここだけであとはいわゆる「ポン付け」です。

#6 ベース取付済ProClipマウント にクレードルを取付け
附属の六角レンチで取り付けます。何度か空振りするかもしれませんが根気よくやります。クレードルは回転・少々アオリ可能ですのでお好みの角度で固定できます。

クレードル形状
http://www.rakuten.ne.jp/gold/proclip/otheritems/icelinkplus5.html

#7ハラハラドキドキソフト設定
ここで イグニッションを回し>エンジン始動>オーディオのメインスイッチをいれてラジオをかけ>電源OFF+Holdスイッチ解除状態の iPod をホルダーに装着し CD を選択します。

iPod に電源が入りiPod と CDチェンジャーのモードが ice>Link に乗っ取られるはずです。ここでイグニッションを切って一安心。

DENSION のサイトの指示に従い、MP3 で記述されたコンフィグレーションファイル

CarIf_Fiat/Blaup.__00:=08.mp3

をダウンロードし、音楽MP3ファイルと同様の扱いでiPod に入れ「演奏」された状態にします。再びエンジンをかけてオーディオはCD演奏モードとし、コンフィグレーションファイルを演奏中の iPod をクレードルに装着します。この操作を通して ice>Link がコンフィグされるそうです。時にバックグラウンドでコンフィグが進行する?らしいのでこの操作を始めたらしばらく (10分くらい?)放置プレイします。iPod 画面上の「取り外し可能です」表示にダマされてはいけないようです!!!!

コンフィグレーションファイルダウンロード
http://www.signifie.net/dension/icelink/plus/install/index.html


ここらへんはiPod画面上にステイタスが明示されずに何となく操作、手順が進行する感じでiPod 画面上からは今なにがおきているのか読み取れませんでした。組み立てパソコンのBIOSアップデートのような不安モードへ突入します。

  #コンフィグレーションファイルがMP3 で記述されている、というのが面白いところですね。

場合により ice>Linkファームウエア のアップデートを行います。σ(^o^;)はVer. 2.1 で最新型かどうかわかりませんがアップはしませんでした。やるときはマジで要注意です。アップデートの手順、ダウンロードは文末のリンク参照下さい.......

#8iPod から操作可能モードに変更
CD 1-5 が iPod プレイリストに対応するようですが2バイト文字に対応していないので iPod 上から選曲操作可能なモードへ変更します。

オーディオヘッドの横矢印キーでCD6を選択すると iPod 上に小さなキャラクタで設定メニューが現れます。上下矢印キー(動作が矢印の方向と逆?)で 「Access iPod UI」 をハイライトし横矢印キーを「長押し」すると(これがこつ!! 添付説明書には充分な記述なし) iPod の取り外し+再装着を指示されます。実施後乗っ取られていたiPodの画面が本来の状態にもどり、iPod のホイールも使用可能になります。↓はハードコピーして車内に持ち込むと良いでしょう。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/proclip/otheritems/icelinkplus2.html
http://www.signifie.net/dension/icelink/plus/learnmore.html

  #iPod のバックライトは常時点灯に設定しておくと良いでしょう。

その後は車のイグニッションに連動してiPod の電源がON/OFF します。iPod 上のスイッチがすべて生きているうえに、ステアリング上のボタンを介して同じフォルダー内(同じCDの中)で楽曲を変更することが可能です。再現性はよく分かりませんが電源ON/OFF連動しないこともあります。

装着中は充電が効いているようで電池の目減りは体感できませんでした。

#9盗難対策
ハタ目には窓ガラスを通してiPod が丸見えの状態となります。短期間の駐停車でもコックピットを離れる際はiPod をハズして携帯・隠蔽するようにしています。

#10総括
iPod-MP3 の音質と CD再生の音を聞き比べるとやはりCDの音質が数段優れていることに気がつきます。しかしCDチェンジャー+ヘッドで7枚限りのCD実装と比較しますと、締め切った車内に大事なCDソフトを放置>熱変形? するのもなんか不安だし、数百枚のCDデータがワンタッチで装着できイッパツ選曲できるメリットは明らかです。FMトランスミッターの劣悪な音質、ノイズ混入にはもう戻れません。

ステアリングのボタンが活かせて、装着中は自動的に充電・電池が目減りしないのも単なるAUX接続に比べ良いところです。

しかし!

ice>Link は明らかにニッチ商品です。ちょっと待てばもっと良い製品が国内メイカーから出るでしょうし、 iPod 自体もどんどん進化していくことでしょう。従って

  いますぐ 147 で iPod を使いたい。マチキレナイ
  純正オーディオシステムにこだわりたい。国産オーディオではコンソールが美しくない。
  人柱精神がすき。組み立てパソコンが好きで BIOS アップデートのスリルがたまらない。


なんて方に向いていると思います。そうでない方には

    「ちょっと待って!!」

とイイマス。ソフトを自分でダウンロードしてアップグレードする、といったニッチ製品特有の落とし穴が潜んでいるからです。自分で出来ない場合は装着専門店を訪ねるのが良いでしょう。行きつけの車屋に頼んで装着してもらってもソフト操作までは責任を持ってやってくれない可能性が高いです。Dension HP上に散見される「・・・は保証対象外です」の但し書きやコンフィグレーション消去ソフト、強制書き込みソフトを提供していることも落とし穴の存在を示唆しています。様々な車種、オーディオ機器、年式、型式に対応するための仕方のえにない現象ではあります。


ちなみにσ(^o^;)は小学生の頃からハンダコテを握り、アマチュア無線、ラックスキット、ヒースキット、ミズホ、組み立てパソコンなどなどに手を染めてきたがカーオーディオのいじり壊し(?) は今回が初めて、というバックグラウンドです。

本稿が147/iPod を愛好する方々のお役に立てれば幸いです。底なし沼にはめてしまったらゴメンナサイ。ほとんどヨーロッパ車にしか適合しない ice>Link/ProClip.......ヨーロッパ車ヒイキにはたまりませんねぇ。いずれは MP3プレイヤーの仕様が標準化され、インターフェイスもより使いやすいものが自動車メイカー純正で提供されるでしょう。


#11おまけ

某経済新聞に某有名モーター会社のCD用モーター売り上げが激減しているとの記事が出ていました。シリコンミュージック隆盛の影響が示唆されます。

σ(^o^;)子供の頃は本に付録で付いてきたビニールのレコード(ソノシートといいました)にレコード針を落とし、アニメヒーロー主題歌にわくわくしていました。カーオーディオも8トラックテープ(ステレオ2チャンネルx4曲=8トラック)と呼ばれる大きなカートリッジが主流でした。

時代はいつしかレコードからオープンリール録音そしてカセットテープとなり、CDとなりMDかと思ったらたちまちシリコン上となり.......メディアの栄枯盛衰恐るべしデス。


くるま@147GTA '02・iPod IV60GB・PowerBook G4 Titanium+OSX Tiger
kuruma@attglobal.net


8トラックテープ
http://ja.wikipedia.org/wiki/8トラック
昔懐かしいソノシート(涙)
http://www.dice-net.com/booska/Pages/sonoseatno_page/sonomain.html
http://matsumo-web.hp.infoseek.co.jp/popular/pageet.htm

参考サイト
ice>Link Plus 概要
http://www.rakuten.ne.jp/gold/proclip/otheritems/icelinkplus1.html

147(Blaupunkt) 用 ice>Link plus
http://www.rakuten.co.jp/proclip/534178/534503/

ProClipマウント一覧
http://www.rakuten.co.jp/proclip/523033/

DENSIONファームウエア一覧(リンク切れ?)
http://www.signifie.net/dension/icelink/plus/supported.html

ファームウエアアップデイト
http://www.signifie.net/dension/icelink/plus/install/update.html

ice>Link 基板の写真
http://www.signifie.net/dension/icelink/plus/detailed.html

装着例
http://www.signifie.net/dension/icelink/example/index.html

サポート
http://www.signifie.net/dension/icelink/plus/support/index.html