よくよく考えてみるとデスネ、もうすっかりアルファは納車しているのでもう迷い道からは脱出しているわけです。したがってこの有不和路迷男物語というタイトルはやや?ですが、惰性でつづけます(笑)。
もう最初の頃の文体とはすっかり変化し、細かいことはもうどうでもエエケンネ状態になりつつこのあたりの心境の変化がアルフェスタ化なのか?などと微笑んでいるわけです。
ハーレー乗りの友人からは、写真を小出しにするなんざー憎いねー!やらしいねー!などと評されていますが、実際のところ全体の写真を撮影する以上は箱根あたりのグッド!ロケーションで・・と思っているわけで、なかなか思うようなショットを押さえることができないというのが実状です。
先月ポルシェ911カレラ4を納車したばかりの弊社のボスと半ば冗談で、友人のフォトグラファーM氏に箱根の便所コーナーあたりで撮影してもらおうかなどと・・(M氏は自動車メインのフォトグラファーで先日も欧州車をメインとした新雑誌にその名前を観て、おー仕事してる!と思った矢先)
しかし仕事で依頼すると大変なのであくまでもドライブにでも?と。
外観のショットは今後の楽しみとして、エンジンルームを空けてみました。
思えばエンジンルームを観るのは初めて(笑)もちろんディーラーでは観たことあるのですが・・
「さてと・・」あれボンネットノブがどこだかわかんない・・
早速カラー印刷の表紙のマニュアルを広げてみるとハンドルの真下の調整ノブの延長上ね・・・・
「な・・ない!」と一瞬焦ったのですが、なんのことはない私のイラストの見間違えでノブは足下の右側奥にちゃんとありました(笑)
勝手な憶測で国産車のような黒いノブをイメージしていたのですが、ちゃんと色づけしてあるノブだったため目立ちすぎて気がつかないという間抜けな私・・。
早速ボンネットを開けるとシューと高級感ある動きで油圧ダンパー左右各1本で支えられたボンネットが開きました。
TVKで毎週放映されている新車情報の三本氏曰く、国産車でこのダンパーがついていないとそろそろもうダンパーつけましょうよーと国産メーカーの広報マンに進言しているのですが、何年経過してもいまだに国産車に装着されないところをみるとどうやら日本のメーカーは、あのつっかえ棒で十分と考えているのかもしれませんね。
確かに今の日本車で自分で運行前点検する人なんてみかけませんし、オイル交換もディラーやお店で行うとすれば、あとはウインドーウォッシャー液の補給ぐらいかもしれません。だとすればあまり使わない可動部に油圧ダンパー2本を装着するよりもそのコストを、他に回してと考えているのかもしれませんね。
ま!そんなことよりエンジンをあけるとalfa Romeoのロゴと16V TWIN SPARKの文字が、おおお!と思いますねえ。オイルキャップまでカッコイイデスヨ!
まあエンジンルームは156のあのやらしいたこ足がきらりと光るほうがカッコイイですが、それとくらべなければ十分官能的なエンジンルームです。
考えてみればエンジンルームを撮影しようなどと思うクルマはなかなかないですよね。
日本がまだまともにクルマを生産できずやっと国産車が産声をあげはじめた1950年代。もうアルファは創業から半世紀の時を経て、普通のクルマにいたるまでDOHCエンジンを搭載していたとか・・・。半世紀も前ですよ!すごい歴史と技術ですね。
ここ数十年で高品質なクルマを量産している日本からみると、とかくその歴史を忘れがちですが、やはり欧州のクルマは日本よりもずっと先輩なわけです。
ハーレーは来年は生誕100周年ですがアルファロメオもあと数年で100周年。100年の歴史を保つことがいかに困難かは最近業績不振な国内メーカーを観ていて感じます。アルファは経営上は、FIAT傘下ですがこうしてブランドが、残るメーカーって素晴らしいです。偉大です。
女子高生がフランスのブランドバッグを持っているようなブランドモノは疑問ですが、言い方を替えれば、私も十分ブランド好きかもしれませんね。いや本来ブランドという言葉は、その歴史とロマンが集約された象徴であり素晴らしい意味だったはずです。最近ではこのブランドという単語が安易につかわれすぎています。悪しきイメージすら感じる原因は、高級ブランドバッグ!時計!売り尽くし50%OFFとか書いてしまう日本のチラシの罪深きキャッチコピーのせいかもね。そんなバナナのたたき売りするようなものではないですよ。ブランドは。
そんなことを考えてしまうほど147・そしてアルファロメオというブランドの魅力に墜ちてゆく秋の黄昏・・・