山形県南陽市

「源蔵そば」


2003年5月4日

目が覚めた。私が愛用しているテントは山岳用のICIゴアライトである。10年ほど前に買ったものである。当時4万近くした。一時期尾瀬トレッキングや富士山登山をした時代に、少し山歩きに目覚めかけて買ったものでスペック重視で1.4kgの軽さである。(体重を14キロ落とした方がよっぽどよさそうであるが)
 このテントは雪山での発見にも目立つように黄色い。内部は明るいので、朝の光を感じて、外を見てみるとどんよりと曇っていてがっくり・・という事もある。
 だが今回は、天気予報でも珍しく3日間晴れの予報で心強い。
時計に目をやるとまだ4時30分である。うーん眠い。起床は8時なのでまだ時間があるのに、眠りにつくといいたいところだが、キャンプでの夜は私はいつも最後まで起きていて朝早く目が覚めてしまう方なのだ。

 やがて少しづつみんなが起き出す。
コインシャワーを浴びることにした。100円で1分50秒である。どうして100円で2分ではないのか?その10秒分はなんなのかを考えながらシャワーを浴びる。気持ちいい。時計でみていると200円入れていたので、約4分弱で水に変わった。恐らく2分にしていると時計で2分タイマーかなにかで計測する輩が現れそうなので、10秒マイナスで1分50秒にしたのではないか?いやきっとそうに違いない、いや、もしそうなら100円で2分ということにしておいて、実際には2分10秒にしたほうがトラブルが少ないのでは?と、考えた時点で、実にどうでもいいことに気がついて考えることをやめる。
 ちなみに石鹸はホテルや旅館に宿泊した際に、せっせと持ち帰った戦利品である。どうもキャンプと比べるとあの使い捨ての歯ブラシや、石鹸、シャンプーがもったいないのである。
 キャンプに出た際に使い捨て!と意気込むのであるが、石鹸もやはり一回シャワーで使ったぐらいでは捨てるには惜しい・・結局小さなホテル石鹸もさらに家に持ち帰った。
 エコロジストを気取るつもりはなく単にセコイのである。(笑)

 シャワーから出たところで、アニキがアルファの前でイタリアンなエスプレッソを煎れてくれた。目が覚める美味しさである。なにげにキャンプで煎れる小さなエスプレッソの道具が欲しくなる。
欲しくなるといえば久々にツーリング用のリアバッグが欲しくなった。いつもツーリングに出るたびに欲しくなるが、また次ぎのツーリングまでに買えばいいやと思いそのまま冷めて行く。いつもは1996年から愛用のクシタニ製リアバッグを使用していたのだが、流石にもうすごい退色し、やれた感じを通りこしてきた。JTC 製の防水バッグも10年以上使用してもう充分元はとった。そろそろ買っておきたい。こういうツーリンググッズを選んだりするのはかなり楽しい時間である。
883さんが一足先に帰宅するのでみんなで見送る。

883さんのタンクには昔懐かしいコロナのタンクバッグが装着されていた。



 地元の倉敷でツーリングに憧れていた中学生の頃に、神戸ナンバーや尾張小牧といったナンバーをつけたカワサキやホンダのオートバイがいつも決まったスペースに日曜日には止まっていた。時には話しかけたり、遠くからエンジンを始動するのを見ていた少年(わたしのことね)は、いつしか自分がおっさんになり、ツーリングもして、欲しかったオートバイに乗るようになると、やはり究極は1人で、あてのない北海道ツーリングあたりが、ココロの最高ランキングではないかと思うのである。
 コロナのタンクバッグを見ながら少しだけ、このタンクバッグの残った台座部分に郷愁を思い出しながら、撤収の準備をした。



 キャンプ部隊であるトラウト&モスキートカップルに別れを告げる。キャンプ場をあとにした。西吾妻スカイバレーを昨夜到着したtaka組2台も加わって、総勢12台で走る。

 西吾妻スカイバレーは遠くに残雪を残す山並みを見ながらの気持ちのいい道である。しかも交通量が少ない。

快調に走り抜けて米沢そして南陽へ入り目的の蕎麦屋へ到着。

 藁葺き屋根の建物で外観からしてすでに美味そうな佇まいである。
明治二十四年創業の「生粉打ち・源藏そば」。現代は4代目だそうだ。

 ここもお約束の靴をぬいで座敷に上がる。
ふりたんとtakaが天ぷらを注文する。相当に美味しそうであるが、蕎麦の味を感じるために我慢。(笑)
水をコップで飲むがよく冷えておいしい水だ。期待できそうである。
待つこと数分。最初の一皿目が登場し、早速食べた。美味い。


すかさずお代わりの方〜!と聞かれたので挙手!ほぼ全員二枚目を注文。
いいペースである。
そしてまたお代わりの方〜!と聞かれたので挙手!がっ!今度はなんと私だけである。
なんということであろうか(笑)

キャンプは同じ場所に今晩も残る人、そして今日ここで解散する人と別れることになる。私は本日で帰還する部隊だが、このまま帰るには惜しい場所にいる。なぜなら今は山形県にいるからだ。
 60キロほど北上すれば、あの村山市の「あらきそば」が待っているのである。
ナナメ前に座っているkitaさんに声をかけると、kitaさんも行こうか?!と乗り気だ。

 しかし今から帰っても帰宅は遅くなるであろう。
さらに北上してまで・・と同意したメンバーも行くかやめるべきか揺れ動くのであった。

蕎麦屋を出て、この場で、キャンプ続行部隊・富山帰還するアニキ部隊・すぐ帰還部隊とお別れをした。
まだ蕎麦を食うのか?部隊の一行は総勢5台である。


下記情報は2003年5月現在のものです。将来変更の可能性がありますので情報はその都度ご確認ください。

住所:南陽市荻306
電話:0238-41-2413
営業時間:午前11時〜午後3時
定休日:毎週月曜日
駐車場:20台
メニュー
もりそば 700円
大盛り(1.5人前)1100円


蕎麦通リング
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