LOVE&PEACE RIDE参加記

8月8日朝3時50分起床。すがすがしい朝を迎えたと書きたいところだが、どうも前日ひいてしまった風邪の為、頭が重い。今日は待ちにまったホットバイクジャパン主催の第1回目のミーティングなのだ。現地へは同じ湘南チャプターの浅岡氏と向かう。今回は日程的に夏休みの初日にあたる人も多いせいか、いつものミーティングへ向かうメンバーは北海道やその他の場所に行くため日程が合わなかったらしく、めずらしく2台で向かった。今回は事前にハーレーニュースのTakuさんのところの伝言板ですでにネット上では話をしたことがあった人やホームページのリンクを張った方との初お目見えを個人的に兼ねていたので、それらの人に会うのも私にとっては重要課題?であった。

いっしょに向かう浅岡氏は大のHBJ誌ファンなので(2回も投稿文が掲載されている)、普段は土、日曜なんて100%休めない飲食業の経営者ながら、何とかバイトを多く雇いかなりの苦労をしての参加となった。興奮してあまり眠れなかったらしい。朝5時前に集合場所をスタートし、八王子の中央道I.C.をめざす。予測どうり少し道は混みはじめていたが、それほど激しい渋滞には巻き込まれずに中央道を走る。山梨県に入ったあたりで、雲が減って青空の比率が高まり、それと共に気持ちも高揚してゆく。

須玉でおりて、交通量の少ない野辺山を抜け軽井沢方面をめざす。時速50Kmから70kmぐらいまで、前に車がいない一般道をゆっくりハーレーのトルクだけで進むサウンド、重量感、目に写るナセルまわりの質感。もう言葉にあらわせないほどの気持ち良さだ。NINJA900に乗っていた頃、やはりバイクの神髄はこの気の狂いそうな加速感や最高速だけが陶酔できる異次元モードだと思っていたが、このFLHRに乗るようになってまた別の楽しさや素晴らしさを知った。シングルのレーサーでひたすら切り返すコーナーを走っているとき。ホンダのXRで単身一日中長い山深い林道を走り続けている時。それぞれバイクの楽しさだし、どれも好きだが、何でもない一般道の直線路をゆっくり走ってこんなに楽しいバイクはやはりハーレー。それも個人的にはこのFLHが気持ちいい気がする。同じハーレーでも4速のスポーツスターにドラッグパイプをつけて、てけてけ走る快感も捨てがたいが、なぜかFLHだとまた違った味なのだ。きっとエンジンが違うとまた違うのであろう。野辺山周辺はかなり寒く、さすがに暑がりの私も思わず止まって持ってきたフリースを着る。

軽井沢を抜けるまでの一部で、渋滞に巻き込まれたが、鬼押し出し周辺ではまた気持ちよく走れた。鬼押し出しの駐車場に入ってそばを食べた。ここにくるのは10年ぶりだ、当時はどこかの道かが、まだダートだった記憶がある。が、それがどのあたりだったのか思い出せない。そばを食べたあともそのまま有料道路を北上し渋峠をめざす。途中から少しずつ旧車のハーレー集団をあちこちで見かけるようになって浅岡氏も気分が高まっているようだ。最後のT字路になって迷わず左折して走るがいっこうにハーレーとかいないし、どんどん標高はあがってゆく。

ひょっとして間違えたのかなと思っていたところで突然大量のハーレーと赤いジャケットを着たスタッフの方々が迎えてくれた。やっと着いた。もうかなり駐車場が埋まっていてハーレーだらけの駐車場を奥へ奥へ進む。朝岡さんと記念撮影をしてさっそくTaku氏のロードキングを探す。比較的すぐ見つかった。同じくロードキングに乗るリンクページの平野氏とも会えたらいいですねということでメールを交わしていたのだが見あたらない。まずはTakuさんたちがいるところへ行く事にした。やはり予測したとうりバイクからはかなり離れた場所にイベント会場とキャンプサイトはあるらしい。夏場のリフトはあまり乗った記憶がないが、なかなか快適で実に気持ちがいい。それにかなり長いリフトなのだ。リフトを降りるとスタッフの指示に従って、受付を済ませる。心配していたパッチも手に入る。ステッカーも売っていたので購入し、Takuさんのロードキングに貼ってあった地図の場所をめざす。それらしきテントが見つかり、人はいないがとりあえずテントを設置してひと段落。

つぎにすぐおきまりの出店散策に出かけた。ところが、到着しておちついたせいか、また頭が重くなり、興奮物色中の朝岡氏にテントで寝てますと告げてテントに入る。眠りたいのに眠れずしばらく悶々としていると、Hittonさんですかの声。おお!と思い、テントからでるとTakuですと、初の面会?となった。朝岡氏も持ち前の気さくさからすぐ打ち解けてしばらくいろんな話をした。会う予定だった平野氏とTakuさんとで私の事を午前中に駐車場で待ってくれていたらしく、用事があるので昼前には帰っていった事を聞く。残念。でもまたすぐ会える気がする。

そうこうしていたらビラーゴちゃん(ビラーゴに乗っているからビラーゴちゃんなのだ。ちまたではハーレーに乗りかえてもおそらくビラーゴちゃんと呼ばれるのではないかといわれている)たちも買いだしから戻ってきたようで、初お目見えとなった。時間とともにますます体調は不調になって、またテントに入る。すぐ熟睡できればいいのだが、すごい傾斜のせいなのかうまく眠りにつけない。外ではだんだんと人が集まってきたらしくネット上で見たことある人の名前が飛び交っているのだ。でたいけどたつとまた気持ち悪くなるので、たてない。しかし、楽しみにしていたイベントの日に風邪を引いてしまうとは、自分が情けない。普段の1割にも満たない会話量で途中何度か寝たり起きたりの繰り返しで新しく増えた人と握手を交わす。有名な?前田さんも来ていたので握手を交わす。おそらく11時ごろ起きたとき火がともされていて、その時Takuさんがくれたありがたいカップヌードルを食べて(Takuさんありがとう)やっと風邪薬も飲めて再び眠りにつく。

この時からの眠りはいびきもすごく、よく眠っていたようだ(だって自分ではいびきはわかんないからね)。このつぎに起きたのはもう夜明けで、いつの間にかスタージスから戻って来たSENさんも来ていた。SENさんの印象はTAD氏やホームページから予測していたとうり大きくていい感じの方だった。そしてなにより親戚のような体型が、身近に感じらた?(SENさんの方がスケールがでかいけどね)

また、この起床時の景色は感動的な朝で、まるで山岳登山しているような気分(実際標高2200mmもあるので山岳そのものなのですが)。眼下には雲海が、昇る太陽は眩しく、ああ来てよかったと思えた瞬間だった。そしてみんなハーレーでアメリカを走る話をして盛り上がっていた。SENさんからのおみやげでおそらく日本では一番早く今年のスタージスのステッカーを頂く事ができた。うれしい。朝はコーヒーを沸かして飲んで午前中に撤去した。バイク置き場でハーレー談義するつもりがみんなの姿がみかけられない。前田さんにあって、みんなでガソリンスタンドの前に集合を聞いて、パッキングしているビラちゃんや浅岡氏に伝える。Takuさんのロードキングがまだパッキングされず置いてあったので、まだ集合していないのかなと思い、Takuさんが来た時その場へ行くとみんな出た後だった。挨拶できずに残念。

デジカメで撮った画像をパワーブックに転送中のTaku氏と、いっしょにいたTaka氏に挨拶し、浅岡氏と2台で帰路につく。上信越道に入る手前の有料道路のP.A.で一足先に出発していた宮城から来ていたショベルの阿部氏と再会。長野道の分岐まで3台で走る。今日も快晴ピーカンで気持ちがいい。中央道の双葉S.Aにて遅い昼食。もう3時だった。このS.Aはかなりの旧車ハーレーであふれていて、イベントの帰りであることを実感。このままだと快適に早い時間に帰れるかなと思ったのが大きな誤りだった。

まず長いトンネルを抜けると、いきなりピーカンから曇天のさむいむい霧雨に豹変。いままでもトンネルを超えると天気が変わった事はあったがこんなに豹変したのははじめての体験だ。すぐ止まってかっぱを着たいところだが、なんせ高速道路。迂闊にはとまれない。長い見通しのいい安全そうな場所を見つけてかっぱを着込む。渋滞していなければ八王子まで、もしそれがだめなら相模湖あたりで降りようと思っていたが、それすら甘く、河口湖からの合流のせいか、かなり手前から大渋滞になってしまった。結局中央道をあきらめて、河口湖、東富士有料道路を抜けて道志道にはいる。厚木に近づくとさらに渋滞していたので、また迂回し、走る。結局ハーレーダビッドソン湘南に到着したのはもう6時半を回っていた。イベントのみやげ話をしてから、家に帰った。

風邪で不調ではあったがはじめてネット上の友人にも会えたし、思い出深いツーリングになった。このイベントが何年続くのかはわからないが、行ってよかったイベントだった。きっと10年後、20年後、このイベントを思い返す時それは古い自分だけの感動映画を見る気持ちになるだろう。

 最後に風邪を心配してくれたTaku氏をはじめ、ネット関係の皆さん、浅岡氏に感謝。そして標高2200mのすばらしいローケーションと楽しいイベントを開催されたホットバイクジャパン誌スタッフ(徹夜でバイクの警備&受付を行っていたスタッフ)とボランティアスタッフ、地元の方々に感謝!。


PHOTO

  • 野辺山周辺にて。朝の道のすいた国道。気持ちよさは最高。でもかなり寒かった。服を着込んだ浅岡氏。


  • 標高2200mの夜明け。目覚めの朝の新鮮な空気と眼下に広がる雲海。感動的という陳腐な表現しかできないけどほかに言い表しようのない最高の夜明け。




  • 駐車場風景。この場にハーレーを置いて奥に見えるリフトで会場へ昇る。



I SHONAN CH. I