風邪の一日
2004年2月11日

 風邪の親子を放置してアルファのオフ会に参加したことがバチにあたったのか・・
すっかり今日は祝日だというのに風邪でダウン(泣)ついにうつってしまった。
しかも今日はキダムの公演を見に行く予定だったのに。

風邪薬を飲んで自宅で静養。考えてみると休日はほぼ必ずどこかへ外出するので、ドアの外という意味ではアウトドアーズマンな私である。ものは考えようで家にじっとしていてもできること。それは読書。しかもこんなボーとした日は書籍よりも趣味の雑誌がいい!という結論から最近目を通していなかったハーレー関係の雑誌に目を通した。

 おっ!と思ったのは、昨年のハーレー100周年記念イベントのミルウォーキーの会場で、若手のカントリーミュージシャンが歌を歌ったとHBJ(ホットバイクジャパン)に書いてあったのだけど、誰だろうと気になっていたあとにバイブズを読むとそのミュージシャンは、ティムマッグロウであることが判明!ファンの1人としてうれしい話。しかも会場へはV-RADで登場したとか。いったいどの曲を歌ったのか非常に気になります。どなたか知ってますか?>ミルウォーキーでティムマッグロウが歌った曲名。知っていたら教えてください。聞いてどうなるもんではないけれどね。

 ホットバイクジャパン誌は、シラセイズミ氏のコラムと池田編集長のコラムが最高!
 特に最近ではあの雑誌の存在理由の70%以上はあの3ページのためだけにあると言っていいほど僕の中では比重の高い楽しみなページ。
最近とくにうんうんと頷いたのは、シラセ氏のコラムに中に書いてあった、流行を趣味にしてる人の話。たまたま流行を先取りしたようなカタチで身の回りがその同じ事をやりはじめるともう飽きちゃっていやになる輩の話を巧くシラセ氏が書いてあって、周りが同じことをはじめていやになるぐらいっていうのは結局それがそれほど好きじゃなくて流行が趣味なんでしょ?みたいな話を書いてあったのよね。
要は周囲がどうであれ自分は自分が好きなことをやればいいっていう話で実に納得。
少し前の号だけどバックナンバーをお持ちの方は是非読んでみてください。特に最近ハーレー乗りの間で、よく聞く会話は、「右も左もハーレーばかりでハーレーに乗るのがイヤになってきたとか(笑)」アレ?そんなに昔からハーレー乗っていたっけ?と思い返せばせいぜいまだ乗り始めて4〜5年だったりするのよね。みんな10年ぐらいハーレーに乗っているような顔してるけどね。話がそれたけど、乗り換えたりがどうのこうのって話じゃなくてそもそも、そんな事を気にするなって話なのよね。
 流行ってことで言えば、日本で流行、いわゆるブームとかになるとロクナことにはならないよね。必ず本来好きでない領域の人間が登場して、金儲けだけが目的で参入してくる大手メーカーとか販売店とかが登場して、だいたいにおいてかっこわるくなってしかも需要と供給のバランスが崩れて本来のよさが失われて最後に残るのは結局元々好きだった人。
 これってけっこう様々な分野のブームで必ずあてはまるよね。なんだかねえ。

 子供の頃からジープが好きで大人になってもその気持ちは変わらず4駆が好きで、そのままなんの迷いもなくランクル70を買ったわたしにとってかつての4駆ブームは悲劇以外のなにものでもない。だいたいブームになって売れるようになるとトヨタをはじめ大メーカーはこぞって売れる商品に力を入れる。でも所詮は大手広告代理店とかを使って市場調査とやらを念密に行ってどうでもいいデータを集めて。これからは本格的で4輪駆動車よりももっとソフトでファミリーとかでも違和感なく乗れる乗用車ライクなクルマが欲しいデース!みたいなイチゴミルクのような意見を参考にするもんだから各社いちように、不気味な造形の4輪駆動車ばかりになってしまったのよね。え?RVか?レクエーショナリービークルだがなんだがわけのわからんカテゴリーにしておってほんとに腹が立つ。しかも細々と生産を続けていた三菱ジープは生産終了になるわ、ジムニーは乗用車のようになるわ、ランクルは背の高いクラウンのようになってついに世の中で買ってもいい!と思える4駆はイギリスのランドローバーとアメリカのJeepTJだけになってしまったわけです。
 だいたい4駆なんて軍用車としても通用するような機能性と合理性の追求のみで生まれたあの男臭い感じが魅力だったのに、電機掃除機やジャーポットあるいはベビカーのようなカタチになってしまったのではもうだれも買いませんわな・・。いやほんと悲劇です。

 ハーレーやライカのすごいところは、たとえ世の中の技術がどう変化しようが、日本のメーカーからはローテクだと言われようが、かなくなに自分の信じた道や哲学を曲げる事なく作り続けている事であってしかも人々がなにを求めてそれを買っているかを実によくわかっている点に尽きると思う。例えばハーレーが1970年代あたりに空冷のOHVのVツインを作るのをやめて水冷のVツインとかDOHCの4気筒バイクだけを作る会社に変身していたならばとっくにもうその姿はなかったかもしれないし、同じくライカも、レンジファインダーの生産をやめて、一眼レフだけに走っていたならば今ごろはコニカミノルタライカなんていう、ながーい社名になっていたかもしれないのだ。

そんな事を考えているうちに寝室にさっきまで差し込んでいた太陽光の力は徐々に暗くなり調光用のスイッチが切れるように暗くなった。
流石に一日静養していたら元気も出てきてビデオでも見ることにする。

借りていたビデオは「ダークブルー」ストーリー的には嫉妬を巡る友情の物語。おかしな日本語だがまさにこんな感じで詳しくは映画を観てください。チェコ空軍のパイロットの話で、ナチスドイツに占領された時代にイギリスに渡ってチェコ空軍の義勇兵として戦う物語。これに不時着した際の人妻が主人公と重要な役割を果たす。ストーリーはともかくスピットファイアの飛行シーンの迫力と美しさ、リアルさが印象的。航空機ファン、特にR.A.F.ファンの方は見逃せない作品です。飛行機好きで知られる宮崎駿監督のスタジオジブリ提供映画。
 驚いたのは映画の最後の字幕で流れた実話の話。チェコ空軍からイギリス空軍で祖国のためにナチスドイツと戦ったというのになんと帰国後は、今度は共産国となった母国より危険因子として1991年まで収容所に投獄されていたという事実。これには正直驚きました。

そんなこんなで風邪の一日は久し振りに家で過ごしました。

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