ケータイ付きカメラを買った。
誤解しないでほしい。
私が今回買ったのは「カメラ付きケータイ」ではなく、「ケータイ付きカメラ」なのである。ケータイと敢えてカタカナで書くのはあえて説明するまでもないが、もはや日本でケータイと言えば携帯式電話機を指すからである。だいたい携帯というのは名詞ではないだろう!とか書きはじめると、また長くなるので割愛する。
さて記憶に新しいと思うが、以前このつれづれコラムで「肉骨粉的携帯電話の新製品」と言うタイトルで書いた。
この中に、
「 携帯電話にカメラつけるよりもいっそのことデジカメに携帯電話機能つけてはドウデスカ?私はいずれにしても買いませんが・・。」
とやや、皮肉を込めて書いたのだが(笑)8ヶ月あまりたったコンニチ!、なんとこの皮肉通りのケータイがSONYから発売されてしまった・・。
買いませんが・・と皮肉めいて書いた私は買ってしまった・・
ハッ! ( ̄□ ̄;)・・ごめんなさい。ごめんなさい。
明日から言行フイッチ野郎と呼んでくだせえ・・
テレビを見ていると、携帯電話にデジカメ機能なんていらない、なんかがんばりすぎでしょ〜最近・・というどこかのCMに深く頷くものの、かと言ってケータイ電話のない生活に戻れない意志薄弱な軟弱者(あ!わたしの事ね)としては、ケータイ電話というものに、いっそ決別し、いかに消極的に対峙するかというのが当面の課題であったが、このSO505iの登場で解決を見た気がした。だから買ってしまったのである。(俗に言い訳ともいう・・)
正直、普段の生活で仕事も含めて特別ケータイを使う頻度はない。あるとすれば、たまの休日のハーレーとかアルファの友人に会ったりするときになくてはならないのである。また、ハーレーもアルファも現代の車は故障しなくなった時代とはいえ、流石に全面的には信用しきれない面もありまた最近では公衆電話も減ったという。あるいは事故などの際は、効力を発揮するだろう。わたしにとってケータイは、どちらかといえばエマージェンシー通信手段である。
言い訳めいた内容だが(というよりもほぼ言い訳デスネ)さっそくこのケータイ機能付きデジカメのファーストインプレッションを述べたい。SONYには何の義理もゆかりもないので(笑)ストレートに書いてみたい。
ほぼデザインも閉じている時は、デジカメぽいカタチであるが、実際には少し残念である。というのは機能的には電源を入れた時の、デフォルト状態が、やはりケータイ電話なのである。ここはやはりせめてレンズカバーを開いた時ぐらいは、デジカメとしてスタンバイしてほしかった。
現状ではカメラのシャッターボタンを1秒ぐらい押すとはじめてカメラが起動するのである。これではやはりカメラ付きケータイの域である。
やはりこれはキャノンとかニコンとかオリンパスの光学機器メーカーに、オマケとしての携帯電話機能付きのカメラを発売してもらいたいものである。
ところでこの新しいデジカメ(敢えてわたしはこう呼びたい!)は、SONY製なので、メディアがメモリースティクである。幸い隠れSONYファンである私はムービーもSONY製であるので、これで互換性ができた。思わずバイオとか欲しくなるところであるが、私はマックな人なのでそこまではSONYに貢献しないのである。
今まで使用していたFUJIのデジカメ。わたしは気に入っていたので毎日持ち歩いていたのだが、カミさんが私も我が子を撮りたいと言うので、家に置くようになったのである。まあ今回のブツヨク行動のきっかけになったのであるが、困ったことにこのデジカメはスマートメディアである。
しかも似たような機種の新製品が店頭にあったのでメディア部を見てみるとなんと、同じメーカーの物なのにすでに新機種では互換性がないのである。
さらに最近業務で導入したEOS-10Dのメディアはコンパクトフラッシュなのである。同じデジカメという道具に介在するフィルムの機能を持つメディアがすでに数種類である。
マルチリーダーを介せばどんなメディアも読み込みできるものの、やはり旅先での事を考えると互換性のないメディアは不便である。この不便さはユーザーが有無をゆわせないメーカーのエゴで犠牲となっているのでその事を考えると実に腹立たしい限りである。
これはあくまでも、私的な将来構想だが、数年内のうちに低価格一眼レフデジカメ・EOS・KISSD(仮称)という製品がもし発売されれば購入するであろう公算は高い。(笑)
その時問題となるのはこのメディアの種類をいかに統合するか?・・である。ムービーはさほど興味はないのでいま使用しているSONYのコンパクトなムービーをこのまま使用するだろう。またこのケータイSO505iも少なくとも3年は使うはずだ。(前回のN502itも3年)ということで消極的ではあるが、メモリースティクは残る。
ここで問題となるのは前記で述べた将来的に怪しいスマートメディアである。なんせこんな短期間で次世代?スマートメディアが存在するのである。言い訳はできないだろう。
となると、ここで浮上するのはキャノンのコンパクトなデジカメだろうか・・・などとまたつまなない散財の予測が成り立つのである。
さて話をSO505iに戻そう。一番がっかりしたのはカメラ部の基本設計というかその操作思想である。今使用しているFUJIのファインピックスを使用した場合、例えば夜になって照明器具だけで部屋の雰囲気を撮影したとする。フラッシュを強制OFFにすれば、絞りと光量を優先してシャッターを切ることができる。すなわちシャッター速度が後回しにされるので、手ブレの写真となる。だが逆に言えば、三脚を使用すればその場の光量で、きれいに撮影できる。
だが、SO505iは、あくまでもシャッター速度と光量を優先してしまうのである。夜景モードなる機能もついているものの基本的に荒い画像となる。犠牲になっているのはフィルムカメラで例えるならば、フィルム感度を求めた結果粒子の方が犠牲となっているのである。ファインピックスで撮影した場合と同一条件なのにまるで、ISO3200のフィルムで撮影したかのような粒子の粗さだ。
スチル写真の場合は、粒子の細かさが重要だが、動画・ムービーの場合は、粒子うんぬんよりもまずは写ることが優先されるであろう。このあたりにもしかするとムービーカメラとして歴史のあるSONYと、スチルカメラを作り続けてきた光学カメラ機器メーカーとの設計思想の違いがあるのかもしれない。などと少し思ったのだが実際のところは、最初から所詮、ケータイ電話のオマケとして開発したのかもしれない。
レンズの明るさも、デジカメ単体の商品とでは太刀打ちできないし、コストも違う。
やはりケータイ機能をオマケとした、真の意味でのケータイ付きカメラの発売を望みたい。本格的な製品ができれば何台もデジカメ機能がついた製品を持たなくて済むからだ。
改めて繰り返す。私が今回買ったのは「カメラ付きケータイ」ではなく、「ケータイ付きカメラ」なのである。だが実際は、わたしが思い描いていたレベルにまでデジカメの機能は達していなかった・・・というのが所感である。
より本格的なコンパクトなデジカメに、オマケとしてケータイ電話機能がついた製品を望みたい。
本当の理由

ここまで読んでもらった方には大変申し訳ないが(笑)、たかがケータイ電話を買うのに、なにもここまで真剣に考えるほど私も暇ではありません(笑)ぶはは。すべて後付け理由なんです。
だいたいブツヨクマなんてものは常に衝動的。突然やってきます。欲しいと思った時が吉日。ハーレーもライカもアルファロメオも見た瞬間からほんとは知っているんですよね。( ̄m ̄)ぷ。あとはいかに動機づけ・理由づけをするかだけなんです。
え?で?・今回のほんとの動機?それはですね・・
このケータイ電話のブルーを見た時に、なんとなく私が乗っているアルファロメオのカジュアルブルーを連想しちゃって色が合うジャン!という軽いノリでした。それとこのコラムのテーマにもなるかな?・・と。
2003年7月15日