肉骨粉的携帯電話の新製品

 私は携帯電話をめぐる世界が嫌いだ。じゃあ使うなよ!と言われればそうなのだが、実用的な便利さを享受してそのありがたみを感じた事もあるのでなかなか決別できないでいる。たとえば今年の2月で東名高速道路上でパンクした時などだ。便利なのは理解しつつも精神的には欲しくない、消極的ユーザーだと思う。

  •  私の携帯電話歴は5年程度で、はじめにN203を買った。その後、風邪をこじらせて肺炎で入院という社会と孤立したある日の朝、日経新聞にiモードなるものが発表になった。はじめはF501iが発表になったと記憶している。これはすごい!WEBもEメールも送受信できるとは!病室でヒマをもてあましていた私はナースステーションの前の公衆電話からiモードのお問い合わせに電話した(笑)
     退院後すぐに、発売になったNECのN501iを購入し、N502itに買い換え現在に至る。iモードは確かに便利だと思ったが、最近の携帯電話には買い換えの気持ちになれない。
     第3代4世代だとか、まあ言葉はどうでもいいけど、とにかく携帯電話は基本性能を追求してほしい。
  •  最近会話中に意味なくブチブチ切れるのである。あるいは雑音が入る。はじめは相手のせいにしていたが(笑)最近どうやら自分の携帯電話のせいだと言うことがわかってきた。買い換えの激しい携帯電話市場では私の502はもう古い機種なのかもしれないが、だいたいまだ3年もたっていないのにその性能を維持できないのはお粗末だ。たまたま私の機種の調子が悪いのかもしれないが、うがった見方をすれば、買い換えサイクルの速さをメーカーの方でも予測してそれほど耐久性のいい高額な部品を使用していないのでないか?とさえ思えてくる。

     挙げ句の果てに最近では携帯電話にカメラ機能を装着するのがひとつの重要課題?のようで、呆れるばかりである。カメラ付き携帯を熱望している人もいるだろうが、日本中の携帯電話利用者が望んでいる機能ではないはずだ。それに携帯電話にカメラを搭載しても、女の子の合コン写真?とか階段でのパンチら写真を撮影するのが関の山であって、それをメーカーでは実際には認識しながらも各社こぞって生産するあたりはもう情けないを通り越して恥ずかしい。いやそれは偏見だ!正しい使い方はこうだ!と堂々と言えるメーカーの企画マンがいるなら説明してほしい。海外出張のレポート?業務報告?はいはいわかりました。(笑)
     草食性の牛に肉骨粉を混ぜた餌を与えていたことは知っていながら経済優先でやっていたように、メーカーの人たちも少なからず認識しているんじゃねえの?
     それに、なんとかつきなんとかという道具は昔から一見便利なようで使いにくいものが多いし、どうしても本筋がおろそかになるのよね。
     車の話に突然なるけど、だいたいカーナビなんて運転の補助でしょ?地図の電子版なわけですよ。ところが最近はカーナビにタイヤがついたような車まで登場してまさに本末転倒。先に車で魅力的な車をつくってそれから電子制御してくれ!って感じ。そうだ!携帯電話にカメラつけるよりもいっそのことデジカメに携帯電話機能つけてはドウデスカ?私はいずれにしても買いませんが・・。

     話がそれたが、デザインがかっこよくて基本機能がしっかりとした普通の携帯電話をつくって欲しいね。いまのままでいくと、バイク、車、カメラに続いて携帯電話までもが、日本製メーカーでは買うべき選択肢がなくなってしまい、ノキアとかモトローラにせざるを得ない状況になりつつある。

     最近の日本はすべてが、草食性の牛に肉骨粉の世界だからね。え?意味わかんないって?すべてが安易。かつ儲かればなんでもするっていう意味ですよ。
  • 2002年11月21日
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