HP開設5周年

 本日6月1日で、ここHittonホームページは1997年以来、開設5周年を迎える。昨年の4周年コラムを今読み返すと長々といろいろ書いているが、このHPの改装を訴えながらできなかったことを悔やんでいるようだ。がしかし(笑)今年もまたまた改装できずに5周年を迎えた・・。いろいろと構想はあるのだが・・・。なにはともあれ、なんとか5年目を迎えることができた。ありがたいことだと思う。

 ここで5年前の様子を振り返ってみたい。(別に振り返る必要はないけどね。温故知新です。・・・)
 5年前。職場は同じだが、まだ私は独身族であった。独身貴族という言葉があるが間違っても、貴などという言葉にはほど遠い。
 ハーレーには乗っていたがまだロードキングではなくスポーツスターで気のむくまま走っていた頃だ。この創設期を知る友人はほとんど一握りである。
 理由は明快だ。1997年当時はまだインターネットやWEBあるいはwwwなどといった言葉だけがニュースで飛び交いはじめた時で日本の大企業のサイトですらまだ存在しなかった頃である。もちろんハーレーも日本のサイトはまだなかった。ハーレーダビッドソンジャパンも含めてである。
 当初から個人のホームページを目指したのでタイトルも自分のあだ名にした。H.O.Gもまだ全国にあまりなかったので最初は湘南チャプターの仲間たちを掲載した。ちょうどこの頃に近いうちに大型自動2輪という制度ができて、教習所でも限定解除できるようになるという噂が飛び交いはじめた頃だった。
 まだ日本中のハーレーサイトをどんなに検索しても数を数えることができたような時代であった。
 その後、この5年間にハーレーもインターネットも想像を絶するような勢いで増えた。最初のうちはハーレーとインターネットという2つのツールを通じて知人・友人が鰻登りで増えた。
 初期の頃はどこかで仲間意識のようなものが働いたのかもしれない。だがここ1年間は比較的私自身も、また周囲のグループを見ても比較的ある種の落ち着きを見せ始めた。
 もうハーレーに乗っているから、あるいはインターネットで、というだけでは結びつく要素としては希薄になったのだと思う。
 ハーレーは普通のオートバイとなり、休日ともなれば必ず街で見かけない日はないほどになった。見かけないどころか国産の2輪よりも多く見かける日もあるほどだ。5年前であればハーレー同士が信号で並べば話しかけたりした事もあったのだがいまやそんな光景は少ない。
 インターネットも、急速に普及して仕事も遊びもメールアドレスを持っているのが普通となった。携帯電話でメールが送れることも今や普通の風景である。
 類は友を呼ぶという。これからはハーレーという類やインターネットという類は大分類すぎて、そこから先の中分類、小分類で、なにかを持っている人同士が目に見えないなにかでコミニユティを形成するのではないかと思っている。
 これからがいよいよ面白そうだと思う。私の場合は幸い、ハーレーとWEBに追加して蕎麦というテーマを見つけていたので微力ながらこの小分類で今後も楽しみたい。

許容量は自然量

 来る者は拒まず、去る者は追わずという言葉がある。ここ5年間新しく知り合った人もいれば、逆に疎遠になった人もいる。
 出会った人がどんどん増えて、そのいずれの人と満遍なくツーリングやキャンプに出かけることができれば理想的だが、実際には時間的制約が大きい。不可能な芸当である。
 また、ハーレーとインターネットというツールだけでは最近新しく第三者同士を引き合わせても、うまく化学変化しない例を見ているので(笑)敢えて最近はAというグループにBというグループの人間を連れていくことはしない。本人が希望する場合を除いて。
 最近は自然体で会う人やツーリングを決めている。以前は新しくハーレーに乗り初めの人や、新しく仲間に入りそうな人を見つけては引きこんでいたが、いまの時代もうそれは必要なく、あちこちで各自のコミニユティが形成されているようである。
 連絡や自分のペース、タイミングや時期、いろいろな複合的な要素をすべて自然体でいれば、そこでできるコミニユティが一番自然だと思う。
 お互い距離が離れていても双方でその気があればうまく行く長距離恋愛や、数年ぶりの友人との再会も含めてすべて同じ原理ではないかと思う。

収穫
 ホームページを開設しても個人のサイトではよほどのコンテンツでなければ、それによって金銭的な利益を得ることはできないという事を実感した。金銭的ではなく得るモノは知的な財産である。ネットを通じて知り合った人々の考えや情報を知ることはとてつもなく大きな財産である。
 お金もそうだろうと思うが投資なくして利益は生まれないのである。知的財産で得ようとするならまずは自分が発信しなければならないという事実を知った。そしてもうひとつの収穫は文字を書く楽しさである。
 学校の作文以来、社会に出ると、まとまった文章を書くことはなくなっていた。日記とかをつけることはあってもやがて中断したりそのままになる。誰も見ることのない絵をこっそり描いてもつまらない。見てくれる人がいて、よかれ悪かれなんらかのリアクションがあるから楽しい。
 ある日ネットで知り合った富山でロードキングに乗る方のサイトにコラムが書かれていた。くだらない雑誌や気持ちのこもっていないライターが書いた文章よりも遙かにハーレーのこと。日常の事。社会の事に対して的確且つ明瞭な事が書かれていた。やがて私も見習ってHPの巻頭に文を書くようになった。
 なにかのためでなく自分のその時の考えや迷い、怒りや不安を文章に書くという行為がこうも楽しいことに気付いたのである。
 これもインターネットのホームページという行為でなければ、この文を書くという楽しい行為を知らずに過ぎてしまうところであった。
 絵を描いたり、写真を撮ったりするのと同種の喜びである。HPの開設を検討中の人がいるならぜひこの楽しい作業を行ってほしいと思う。

 どんなに他人がくだらないと思うような事でも、それについては日本一。あるいは世界一と豪語できるようなサイトに出会うと感動する。
 こんなものにこんなに一生懸命になっている人がいたとは・・驚愕とうれしいほどのバカバカしさと、それを通り越した畏敬の念である。

 商売や仕事ではない個人ホームページの場合は、このいかに自己満足的バカバカしさ世界一を目指せるかどうかが、その鍵となるような気がする。
 私もそんなテーマを探して今後も、マイペースでこのサイトを続けていきたいと思う。

 最後にこうして5周年を迎えることができたのも皆様のおかげです。今後ともよろしくお願いします。

2002年6月1日 36回目の誕生日を迎えて。

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