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◆F70D購入記◆ 最近ではコンパクトカメラの便利さにあまえ、OM-1Nも随分永いこと眠っていました。 しかし、今年の春頃、家内が急に「カメラをやりたい!」なんて云うものだから、カメラの扱い方から、”露出”や”被写界深度”などの基本を教えているうちに、彼女にとってフルマニュアルのOM-1Nは、イメージしていたカメラとはほど遠かったようで、「自分のカメラが欲しい。」なんてことを言い出したのです。家内のたっての希望もあり、あまり簡単なものでなく、将来的にも拡張性があり、女性でも持ち運べる軽さのものをと、ニコンF70Dに決めました。 会社の帰りに家内と待ち合わせをし、カメラを安全に持ち帰られるようにと、車で行ったのが間違いでした。金曜日だったせいもあって都内はどこに逃げても大渋滞で、約束の時間を大幅に過ぎてしまいました。「怒ってるだろうな。」と待ち合わせ場所にいったら、泣きそうな顔をしながら「おそ〜い。」と怒っていました。店の営業時間が8時までなのに、着いたのはその10分前くらいだったのです。家内も「カメラをやりたい。」と言い出したのは最近ですが、ずっと以前の学生時代から、女性カメラマンに憧れていたそうで、結婚する前に、彼女がオーストラリアに行ってきて、「おみやげ。」と写真を額に入れてくれたことがありました。コンパクトカメラで撮った風景写真でしたが、お世辞にも”いい写真”とはいいがたく、受け取りながら「何、、、?」という感じでした。 そんな彼女にとって、初めての本格的な一眼レフの”自分のカメラ”の購入ですから、お店の人とじっくりと時間をかけて、神聖な儀式のように買う、という思いだったのでしょう。10分前というのはあまりに短い時間のように思ったのかもしれませんが、充分に検討して機種は決めていたので、案外あっさりとお金を払っておしまいでした。帰りの車の中で彼女は、「ああ〜まだドキドキしてる。」と云っていましたが、高校生時代の自分を思い出して「気持ちは判る。」と云ったのでした。 とにかく、我が家にとっては初めてのニコンであり、記念すべき出来事です。今、彼女は「マイカメラ、マイカメラ。」と大喜びです。 ◆ニコン熱、再燃◆ しかし、液晶表示上のコントロールは、私にはどうもなじみません。プログラムオートというのも、もうひとつピンときません。フォーカスくらいはオートでも、露出はやっぱり自分で決めたいのです。F70Dはフルマニュアルに出来るというのも、決定した要因でした。このF70D購入作戦がきっかけで、最近のカメラ事情も随分勉強しました。お陰で、昔の”ニコン熱”が再燃してしまったのです。 私にとっては”ニコンはF一桁台”という気持ちが強く、「ニコンの世界に入った以上、そのレンズの将来性も考慮すると、オリンパスとの2本立てでは資金的に無理がある。」という「別にオリンパスはそのままでいいじゃない。」と云ってしまえば終わってしまいそうな、無理矢理な理由で家内を説得しながら、本格的にニコンF4の購入を考えるようになったのです。 |