LEICA PAGE 

いとこのライカウィルス

 ある日の事。いとこの家を訪ねて、部屋でくつろいでいると机の上にM6が置いてあった。何気なく見ていると自分のいつも見慣れているM6となんだか違う。おまけにいつも見ていたそのいとこのモノとも違うように見えて、手にとってよーく観察していると天面の角の部分が全周にわたって、黒光りしている。んん??使い込まれたライカのM6は確かにこんな感じで角の部分が薄くなってかっこいいが、そのかっこよさはいわゆるニコンやキャノンの金属時代の使い込むと見えてくる真鍮色ではなく、M6独特の重機関銃のようなかっこいい色味になるのだが。でもよーく見るとなんだか不自然なのだ。

 こちらを気にせず机に向かって仕事をしているいとこに向かってこんなに使いこんでったっけ?と聞くと、おおっ結構使ってるからな、という返事。もう一度その、こすれたあたりをずーっと見ていると、いとこがにやにやしながら振りかえり、だまって何かをこらえていた。そしてついに本当の事を白状した。

このあいだ研磨剤入りの布のようなもので、ライカを磨いて見るといい感じに使い込んだような雰囲気になってきたので、お!こうりゃあしぶい!とつい調子にのって磨いていたらちょっとやりすぎてしまったと。自分でもちょっとやりすぎたなと思っていたところで、ぼくの指摘が入ったので白状したのです。ほとんどライカウイルスの重病患者の一例でした。

 余談ですがハーレーでも全く同じ症状があらわれた友人がいます。彼は某ハーレー正規代理店の店長をしていますが、買ったばかりのFXDLを、何とナンバープレートをわざと研磨剤入りのコンパウンドで磨いて、自称ショベルローライダーとか言っていました。毎日通勤で乗っているので日々の汚れとマッチして、これは結構リアルです。ほんとに後方から見ると乗り込んだショベルハーレーに見えます。文字の角を適度に落とすのがコツだそうで、まわりに勧めていますが、ぼくはやっていません。横浜ナンバーだとまだできますが、湘南ナンバーだと歴史がないので使えません。結局、彼は種類が違うハーレーウイルスエボ型でした。

 さらに細菌、もとい最近、Web上でコールマンウイルスに奥深くやられている方も発見しました。この型のウイルスも研究する必要があるので別途研究したいと思います。

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